2017夏 大山夏山開き

雪も溶け、山のいたるところで新緑の息吹が感じられる。空気は気持ちよく、風も朗らかな快晴の下、2017年大山夏山開きが行われた。

①日時:2017/6/3(土)
②場所:大山下山キャンプ場
③メンバー:S、Y、Mt、As、Sk、Ak、Ym

①日時:2017/6/4(日)
②行先:大山 弥山
③メンバー:Y、Ym
④行動記録:
下山キャンプ場(7:50) → 夏山登山道 → 弥山山頂(9:40) → 下山キャンプ場(12:00)

①日時:2017/6/4(日)
②行先:三の沢 最終堰堤
③メンバー:Ym
④行動記録:
文殊堂(12:30) → 三の沢最終堰堤(13:30) → 文殊堂(14:50)

松明行列
二年ぶりの山開き参加だったが、今年は近年まれにみる少数での開催だったようだ。しかしながら和やかな雰囲気の中夜は更けていき、静かな山の中での空気を思う存分堪能し、眠りにつくことができた。松明行列も見ることができた。松明行列は写真で撮るのがとても難しい。山の写真を撮っていても思うのが、感動はやはり、その時、その人が、まさにそれそのものを見た瞬間が一番の感動なんだと思う。腕が足りない素人の嘆き、まさにそれそのものなのかもしれないが。。。下山キャンプ場ではピザを作ってみたが焦げてしまった。直火だとどうしても焦げてしまう。次回以降の改善点としたい。

弓ヶ浜
剣ヶ峰
翌朝、今まで見たことのない大山山頂祭を一回は見ておきたいというYにくっついて私も夏山登山道を登った。夏山登山道は何度も登っているが、確かに山頂祭は見たことがない。さらにこれを逃すと次はいつ見れるかわかったものではない。見てみたいという思いはあったのだが、出発が7:50とぎりぎりになってしまった。山頂祭開催は10:00。間に合うかどうかぎりぎりのラインだった。二人でほとんど休まず夏道を登る。が、思った以上に夏山登山道は長蛇の列だった。某紙に「登山客ら約600人が今期の安全を祈願した」と記載されている通り、登山客でそこいらでは大渋滞が起こっていた。大山の登山道にこんなに人が密集しているところを見るのは私は初めてだった。人は多かったが朗らかな空気の中、山を登るのは気持ちがよかった。これが夏山の醍醐味だと思う。ダイセンキャラボクの群生も新緑に光っていたし、そこいらで咲いている薄桃色のイワカガミの花もきれいだった。補修がされたらしく、夏山登山道は新しい落石防止の金網が組んであったり、九合目付近のダイセンキャラボクを囲うロープが新品になったりしていた。無事、山頂祭に間に合う時間に弥山山頂に到着することができた。剣ヶ峰は少しきりがかっていたが、それでも雄々しく美しかった。が、600人の登山客は伊達ではなかった。山頂碑周辺は人が移動できないほどの人口密度だった。Yの決断は早かった。「降りよう。」激しく頷くしかなかった。結局山頂祭を見ることはできなかった。また、思いついたら来てみてもいいかもいれない。下山している間に見た弓ヶ浜が奇麗だった。この土日、天候には本当に恵まれたと思う。帰りは行者谷から元谷を経由して下山キャンプ場まで降りたのだが、元谷から見る北壁もたくましかった。この日、登ってよかった。

新緑の大山南壁
12:00前後に下山ができたので、時間には余裕があった。もったいなかったのでYと別れた後、三の沢の最終堰堤まで登ってみた。夏山登山道ほどではないにしろ、三の沢入口の文殊堂駐車場は、正午を過ぎているにも関わらずほぼ満車だった。空きスペースに車を止め、三の沢最終堰堤を目指す。遠くから眺めるだけでも、南壁は新緑に覆われて輝いていた。最終堰堤までの間、たくさんの登山客とすれ違う。一般的にはあまり知られていない三の沢のコースで、こんなに人とすれ違うのも珍しいように思う。目の前の南壁が眼前に少しずつ迫ってくる。興奮も高まる。弥山登頂後なので体力的にはかなり消耗していたが、ペースが落ちることはなかった。最終堰堤で小休止。しばらく水と行動食をかじりながら何度も南壁に向けてシャッターを切った。三時間前に見た剣ヶ峰は少し雲がかかっていたが、このタイミングは間違いがなかった。青空の下に、南壁の緑がよく映えた。そのままだらだら休憩していてもよかったが、時間もなかったのでそそくさと下山。

とてもよい山日和だった。これからの夏山シーズンをまだまだ満喫したい。
記録寄稿:Ym


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3 件のコメント :

  1. 久々に活動アップ、喜ばしいです。誰一人何一つしてないのかと思ってた。
    しかし山開きの大群衆は泊まらず日帰りなのですね。

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  2. 甲川 上の廊下が消失して
    yccの夏の楽しみが
    あの楽しみが一つ消えてしまった

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  3. >>Ys

    チェック早いですね!
    頑張って書きました!
    半数は泊まられましたよ!
    また、山で!


    >>匿名さん
    私は行ったことありませんが、なくなったらしいですね。
    どこかにまた違う大山がありますよ!

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