2020冬 大山冬山パトロール

恒例の冬山パトロール,今季は222() 23()24日が当番日。
今シーズンは積雪が少ないが,初日は風&ガス,2日目はガス,最終日はピーカンと,表情が異なる大山を楽しめた。
参加された皆さん,お疲れ様でした。

①日時:2020.2.22() 23()24日(月)
②行先:大山(弥山)
③メンバー:
22日】MtAsSkTg,警官2
23日】EMtYm,会員外1名,警官2
24日】OeMt,警官2
④行動記録:
22日】大山寺駐在所(8:40)→6合目(10:10)→(11:20)山頂(12:00)→6合目(12:40)→大山寺駐在所(13:30)
23日】大山寺駐在所(8:40)→6合目(10:00)→(11:00)山頂(11:10)→6合目(11:40)→元谷(12:30)→大山寺駐在所(13:10)
24日】大山寺駐在所(8:40)→6合目(10:10)→(11:20)山頂(11:40)→6合目(12:10)→元谷(13:00)→大山寺駐在所(13:40)
⑤行動概況:
22日】
集合場所である大山寺駐在所に着くと風が強い。しかし,ナショナルセンターの温度計は「9℃」と表示されており,寒さは感じない。
準備が終わり,歩き始めると雨がポツポツと降り始めてきた。2合目時点ですでに風の音が大きく,「上の方は風がキツイんだろうなぁ」と思う。
【何も見えない6合目】
3合目を超えたあたりで10人ぐらいのパーティを追い越すが,その先は人とすれ違うことが全くない。
6合目避難小屋から上を見上げるとガスで全く見えない。
休憩もそこそこに歩き出す。8合目を超えたあたりから,強い風を体全体で受けるようになる。
ガスで目印のポールは1本先しかみえない。それに近づくと次のポールのシルエットがわずかに見える程度の視界。
相変わらず風は強く,体が飛ばされそうな感覚になるため,一歩一歩を着実に歩く。積雪の少なさから木道がむき出しになっている箇所が所々見られる。
ようやく小屋に着くと,5人程度のパーティが下山するところであった。
入れ違いで小屋には入ると中には誰もいない。食事を取って早々に下山する。
下山時は,誰にも会うことなく,駐在所に戻った。
どうやら悪天候で登り時に遭遇したパーティは下山したようであり,その他のパーティにも出会わなかったため,

我々が今日の大山を独り占めしていたようである。

23日】
この日の朝の博労座の気温は2℃であり前日に比べ寒さを感じる。
天候は曇りだが,予報では晴れとなっていたせいか,登山者が次々に山頂に向かって登っていく。気温は低いが,風がほとんどないため,寒さは感じにくい。
6合目に到着するとガスで北壁は姿を隠している。さらに上っていくが,ガスは取れない。
【山頂を目指す登山者】
また,スノーボードの板を担い8合目を超えると,昨日と打って変わって無風であり,拍子抜けする。難なく山頂避難小屋に着くが,人が多いため中に入ることは諦める。しかし,外でも風が弱いことから十分に休憩できる。ただ,展望が悪いため,数分程度の休憩で下山開始。
で登る人は滑れそうなポイントを探している。
この日は元谷に降りる。

24日】
パトロール最終日。早朝,米子市街から大山がハッキリとみえるほどの快晴。
登山者が多いだろうなぁと思いながら登り始めるも,昨日ほどの人に出会わない。
【山頂で休憩する登山者】
5合目では誰も休憩しておらず,6合目にもさほど人がいないため,「少ないのか?」と疑問に思う。8合尾根,別山,弥山尾根西稜にいくつかのパーティが取り付いている。また,これだけ天気が良いと雪焼けは免れない感じである。
北壁をみると,
その後も難なく登る。頂上に着くと一転,50人程度が休憩しており,Oeと一緒に「こんな多くの人がいるのか」と驚く。
休憩もほどほどに下山する。今日も元谷に降りる。

0 件のコメント :

コメントを投稿