2016秋 大山(山川谷)

同週の月曜日に台風のあおりを受け中止となった山川谷,台風一過の晴天に期待して再チャレンジしてきました。
無名滝

①日時:2016年9月22日(木)
②行先:大山(山川谷)
③メンバー:Mr,Sk,As
④行動記録:三本杉林道終点(10:10)→二児滝上部(11:40)→三本杉滝(11:50)→無名滝(12:20)→三本杉滝(13:10)→三本杉林道終点(14:30)
⑤行動概要:
期待とは裏腹にしぶとく居座る秋雨前線の影響で予報は雨,現地ももれなく雨。集合場所の一向平Pで少し悩むが,①この雨では転進先はない,②降雨量と地形から極端な増水はない,と理由付けし,とりあえず行けるところまで行こうということに。要所要所で沢の水量を確認しながら,唸りを上げるMrの愛車で悪路と名高い三本杉林道を突き進む。ここが核心と囁かれる理由が分かった気がした。
三本杉ポーズ
林道終点からは,時節柄キノコを愛でながら明瞭な踏み跡をたどり二児滝を目指す。踏み跡が怪しくなった辺りで沢への下降適地を探るため一旦杉林を下る。懸垂なら難なく下降できる地形ではあったが,それではTに笑われてしまいそうで悔しいので,登り返して前進。地形図を頼りに藪漕ぎ少々で滝を見下ろせる地点に到着し一安心したものの,まるでダムの観光放水といった趣の二児滝に先が思いやられる。
さすがにこれはないねということで,二児滝は巻き三本杉滝からスタート。とはいえ三本杉滝もなかなかの水量なので,水流のある場所は触らず,左岸に取り付く。雨でぬかるみ手も足も悪かったため,ここでは念のためロープを出した。その後,無名滝までに現れる小滝もとても流芯を登れる状況ではないため,濡れて足場の悪いヘツリでやり過ごし,無名滝に到着。樋状の滝に集められた瀑水が白く湧き立つ滝壺を目の前にし,悩まず本日の遡行終了を決定。また来よう,天気のいい日に。
シャワーラぺリング
⑥その他:
・来る時より藪漕ぎの少ない道を探しながら帰るも大差なく踏み跡に出る。
・このまま来た道を帰ってもしょうがない精神でMrが三本杉滝の懸垂下降を提案,2016年シーズン最後の沢行はシャワークライミングならぬシャワーラぺリングで楽しく締めくくりました。

記録寄稿:As

3 件のコメント :

  1. 待ってたブログ開設おめでとうございます。管理者や携わってくださった仲間に心から感謝いたします。ありがとうございました。As一番載りおめでとう!雨の山川谷。悪そうで羨ましいな。今シーズンは雨。そういう印象が残る沢登りが続きました。先日、東谷を歩くと爪先が冷たく痺れました。ジャバジャバ沢に浸かる清涼感が名残惜しく感じられます。また良い沢に行きましょう!

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  2. シャワーラぺリング? キャニオリングの新しい遊び方かもしれないね。
    そのうち水量が増えるほどにワクワクするようなアクティビティに昇華するかもしれません。
    シャワーラぺリングの続報をお待ちしております。

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  3. 雨の中の本当のシャワークライミング,大したもんだ。私にはできないわ。
    愛でるようなキノコありましたか?私は食べるキノコが良いな。もう少し上がればダンシングマッシュルームあったかもしれんよ。

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