2017冬 鍵掛峠

Ymから山行報告が届きました。


仕事が忙しく全然休めなかった状態が続いており、気が付いたら大山のスキー場がオープンするくらいには雪が積もっていた。前シーズン、せっかくBCに目覚めたので今期はBC中心にやっていきたい!
この晴れた日に大山に行かない手はない!
ちょっと遅くなったが、自分の中では今回から今期の大山の雪山が始まった。

南壁
①日時:2017.12.23(土)
②行先:鍵掛峠 ③メンバー:Ym ④行動記録:奥大山スキー場(10:00) → 鍵掛峠(12:00) → 奥大山スキー場(13:00) ⑤行動概況: スプリットボードをなんとか準備できたので、今回の山行は登山というよりどちらかといえばその使い方を実際に現場で試してみるという練習山行がメインのつもりで行った。夕方から用事もあったので、ゆっくり行って早々に切り上げる日程で山に入る。時間があれば三の沢最終堰堤まで登ってやろうという意気込みはあったが、一人で行ってなにかあってもいけないし、気分が乗らないし、今回は鍵掛峠までと現場で決めて山に入った。 思えば山は久しぶりだ。11月くらいから全く行ってないように思う。久しぶりの山の空気はとても澄んでいて、歩いていて気持ちがよかった。雪は40㎝くらいだっただろうか。まだまだ少ない。ところどころに藪もいっぱい出ている。天気もよく、風もなかった。そのため非常に暑く、しばしば止まっては水を飲んだ。 林間部を歩いているとウサギの足跡があったりイノシシの寝た跡?があったりして山の中に入っているんだなと実感させられる。この空気がいい。一人で雪山に入っているのに、気持ちは落ち着いていた。雪崩や遭難の心配もあるかもしれないが、今回はそんな心配は一切なく、清々しい思いで山中を進めた。 木谷登山口。スノーシューの跡がいくつかあった。木谷は無視してそのまま鍵掛峠を目指す。トレースがあり、何人か近日中に登っていたことがわかる。鍵掛峠に着くと、三朝から来たという男性が一名いて、カメラを構えていた。南壁を狙っているらしい。自分も狙ってきたのだが、いかんせん雲が取れない。カップ麺をすすって雲が取れるのを待つも、30分くらい待っても、もう一押しというところで 次の雲が流れてきて、南壁は雲の向こうに隠れてしまう。写真、とても難しい。

鍵掛峠を背にカップ麺をすする

そして三朝から来たという男性と話をした後、あきらめて鍵掛峠を後にした。帰りに少しボードで滑ってみたが、雪が重すぎて全く進んでいかない。ストックで漕ぎながらの下山となった。もうちょっと固まらないと滑れそうにない。
ここまで来てほとんど惨敗での帰宅だともったいないので、下山後、奥大山スキー場を二~三本滑って感覚を取り戻す。やっぱり滑ってないと滑り方がわからない。なによりBCばかりだと全然ボードの腕自体は上がらない。たまにはゲレンデにも行って練習しないとなと思った。
帰宅途中。二時くらいだったと思う。雲はすっかり取れていて、奇麗な南壁を最後に拝むことができた。また、来よう。強くそう思えるきれいな大山だった。

下山後の大山南壁

帰りに天の真名井に寄り、水を60リットル程汲んで帰る。この辺りの名水だと、船通山の延命水、中蒜山の塩釜冷泉、出雲にある浜山湧水群、どんぐりの里にある本宮の泉などが有名だが、自分はこの大山にある天の真名井の水が一番好きだ。登山の帰りによく寄って汲んで帰っている。近所の人はこの水で米を研いだりしており、とても地域に密着した名水ということがわかる。人も少なく、あまり知られていないが、お勧めの名水スポットなので帰りに寄ってみるのもいいかもしれない。登山中の給水時、おいしい水を飲むことができる。 記録寄稿:Ym

天の真名井、水がうまい

今期の雪山大山もよろしくおねがいします



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